今回はゲーム制作関係の進捗が全くないので、かつて自分が体験した極限状態についての雑記です。



昔、漫画の月例賞で戦っていた時代。担当さんと約束していた月に提出できない連絡をして、じゃあその次の月・・・となったにも関わらずその次の月にも間に合わない可能性が出てきて。

遅筆すぎることとか、資料不足もあったりして間に合うか間に合わないかのギリギリで、毎日徹夜の2週間でした。

大学の講義中には何度も気絶したりしながら、結局原稿は完成したんですが、完成した当日は緊張で壁の模様とか影とか、なんでもないものが全て人の顔に見えてしまって、初めて幻覚というものを体験しました。



自分はこの時の漫画で賞をいただけたんですけど、頑張っても賞がもらえないなんてこといくらでもある世界だと思います。

それに、自分は〆切が守れなかったことで商業誌のスピードを痛感して、心がポキっと折れてしまって、数年間筆を執ることができませんでした。



友人伝いに漫画のお仕事をいただく機会があって、そのおかげで今、また漫画と向き合えているので、その友人には感謝しかありません。



今はあの頃極限状態を乗り越えたことをむしろ自信に変えてたくさんの作品を作っていきたいと思っています。

ゲーム制作ではゲームエンジンも、シナリオスクリプトも、効果音も、音楽も、キャラクターイラストも、ロゴやUIのデザインも全て一つ一つの作品として向き合っているので、どんな奴がどんな風にこういうのを作ってるんじゃ?というのを少しでも知ってもらえると嬉しいです。



YouTubeニコニコ動画でメイキングを投稿してるのでよかったら見てね!!!以上、雑記という名目の宣伝でした!!!



というわけで、今週も頑張りますぞ~!