■今週のゲーム制作:立ち絵のレイヤー分け!



先週に引き続き立ち絵を作ってます。

先週の記事の教訓をもとに全員正面で下絵を描きなおしました↓

実はこの前にヒロインの立ち絵を作っていて、過程の動画をTwitterで呟いていたんですが、

複雑すぎて全キャラこの方法でやるのは無理!!!ってなりました。

そうなったレイヤー分けがこちら↓

レイヤー画面のスクロールバーを見ていただくとどんだけパーツ分けしたのかがわかると思います。

これ、なるべく統合した結果なので、作業中はこれの5倍以上ありました。

自分なりに原因を考えてみたので今回はそれをまとめていきたいと思います。



1.下描きの時点でレイヤー分け計画をする

ヒロインの立ち絵で「髪の毛のレイヤーをどこで分けるのか?」という問題にぶち当たり、「なるべく細かく分けるけど束感を残す」ということを念頭に分けていました。結果前髪だけで7レイヤーに・・・(´・ω・`)

今回はゲーム用の立ち絵なので、分けすぎると重くなってしまいます。特にヒロインは後ろのツインテールを動かしたいので前髪にそこまでレイヤーを割けません。

せいぜい前髪は中央・左・右の3レイヤーくらいにしておくべきでした。

ということで、新しく描いた下絵でははじめから分けやすいようにつむじからブロックを分けています。

これで分けるときになって困ることがなくなりました!





2.作業単位を分けすぎない

ヒロインの立ち絵でフルタイム3日ほどかかってしまったんですが、そもそも普通に立ち絵を描いてたらそんなに時間がかかるわけがなく、やり方に問題がありました。

それが作業単位分けすぎ問題です。

「前髪」「横髪」「上瞼」「上瞼メイク」「下瞼」「下瞼メイク」「白目」「瞳」・・・こんな風に順番にレイヤーを作って作業していったのがまずかった。

特に厚塗りでこれをやってしまったためにその都度影を塗らなきゃいけないし他のレイヤーと馴染まないっていう事態に陥っています。

でもLive2Dで動かすにはレイヤーを分けないといけないわけで、最終的にそれだけのパーツに分割しないといけないんですよね。



そこでまず3つのレイヤーフォルダを作りました。それが「顔」「頭」「体」です。

顔フォルダには眉、二重、瞼、瞳、鼻、口をレイヤーして描きます。(肌色は塗りません。)

頭フォルダには顔輪郭、顔の影、耳、首をレイヤーして描きます。(顔輪郭に肌色を塗ります。)

体フォルダには首より下を描きます。最終的には服のパーツに応じてレイヤーを分けますが、はじめはなるべく腕・上半身・下半身くらいで収まるようにします。

この作業単位なら10レイヤーちょいですむので(普通の絵にしたら多い方ですが)、まずはこれを完成させてから細かくしていくようにします。

顔フォルダに白目や前髪と横髪を分けたもの、その影を分けたものを書き足したり、頭フォルダに後ろ髪と後頭部を書き足したり、左右別々のパーツを分けたり、

肌の影を「眉」「瞼メイク」「鼻頭」「肌」に分割して結合して・・・などなど仕上げで細かく分けていきます。



まだ他のキャラでしかこのやり方をやってないですが作業時間がだいぶ短縮できた気がします!!



ということで今週はこんなところでした!来週も引き続き頑張りますぞ~!